詳細は別所にて書くので、ここでは印象というか感慨について。
8年も前になる。五反田のビルで、建築家の芦沢啓治さんが呼びかけて有志のデザイナーたちと一緒になって「プロトタイプ展 vol.2」を開催した。デザイナーズウィークの前後だったか、只中だったか覚えていない。でもあの熱気は鮮明に覚えている。参加デザイナーたちは文字通り、自分たちのプロトタイプを、想いを、来場者一人ひとりに懸命にプレゼンしていた。リスクを負って、自分の責任の元にものをつくり、自分たちの言葉で伝えようとしていた。個々が活き活きとしていた。
「こういう場所があったらいいよね」と、あの時、芦沢さんは言っていた。
それから8年。芦沢さんが場所をつくった。ここには小林幹也さんもいる。580平米、築50年。最強じゃないか。オープニングには400人駆けつけたとか。本当はみんな、こういう場所を心待ちにしていたんじゃないか。
2年限定とのこと。いやいやそんなこと言わず、その先を見据えて、全力で応援したい。
2年限定とのこと。いやいやそんなこと言わず、その先を見据えて、全力で応援したい。